米集合住宅崩落、救助・捜索から収容作業へ移行



捜索を続ける救助チーム=6日、米フロリダ州サーフサイド/Eva Marie Uzcategui/AFP/Getty Images

捜索を続ける救助チーム=6日、米フロリダ州サーフサイド/Eva Marie Uzcategui/AFP/Getty Images

(CNN) 米フロリダ州サーフサイドで起きた集合住宅崩落で、マイアミデード郡のダニエラ・レイン・カバ郡長は7日、捜索・救助活動から遺体の捜索や収容へと作業を移行すると明らかにした。

レビン・カバ氏は記者会見で、作業の移行について、依然として愛する人々が行方不明となっている家族とこうした情報の共有を行うことは難しかったと述べた。深夜0時に作業を移行する。

レビン・カバ氏は「我々のチームが、移行を導き、作業が同じ速度と強度で行われることを保証する非常に詳細な計画を策定した」と述べた。

レビン・カバ氏によれば、これまでに54人の死亡が確認されており、安否不明者は86人に上る可能性がある。

同郡消防トップのアラン・コミンスキー氏によれば、救助活動から収容作業への移行の決断は過去2週間の救助・捜索活動に基づくものだという。

コミンスキー氏は、がれきの中での生存能力の決定について、工学や医学などの要素を検討したと説明。

マイアミデード郡の消防救急隊の幹部によれば、今回の崩落のように建物自体がパンケーキのように崩れ落ちると生存の可能性が最も小さくなる。また、警察犬やセンサーにも反応がなく、最後に反応があったのは崩壊した日の最初の数時間だったと指摘した。



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