アフガニスタン・カブールが制圧され、街中には反政府武装勢力タリバン兵で溢れている。市民らはタリバン支配下から逃れようと今まで住んでいた街を捨て、車や輸送機、旅客機などで逃げる人で溢れている。ただタリバン兵による市民への暴行などの報告は挙がっておらず肝心のタリバン兵は何をしているのだろうか?
カブールカルザイ国際空港から8㎞離れた遊園地を制圧し、そこで遊んでいるのだという。まるで観光気分のタリバン兵。
メリーゴーランドに乗ったりカートに乗ったりと観光気分のタリバン兵達。動画はTwitterに投稿され同行していたタリバン兵が撮影しツイートしたようだ。
【動画】タリバン兵 空港から離れた遊園地まで制圧しウキウキで遊んでしまうhttps://t.co/njF5wErBhX#ゴゴ通信 #タリバン兵 #制圧 #アフガニスタン #カブール #動画 pic.twitter.com/LuHlTt0t5l
— ソル (@sol_gonews) August 17, 2021
【動画】タリバン兵がはしゃいで遊んだ遊園地 遊び終わったら丸ごと燃やしてしまう 理由は……https://t.co/CaSUedEbVm#ゴゴ通信 #タリバン兵 #遊園地 #燃やす #シャリア #偶像崇拝 #イスラム法 #アフガニスタン #カブール pic.twitter.com/0eX5R4XpnB
— ソル (@sol_gonews) August 20, 2021
■遊園地が燃やされてしまう
この件は数日前に動画と共に取り上げたので覚えていつ人もいるだろうが、実はこの遊園地が今度は焼き払われてしまったのだ。遊園地は全体が炎で包まれておりそれを見つめる住民が映っている。あれだけ楽しんでいたのに何が起きたのだろうか?
■シャリアが原因?
問題はイスラム法である「シャリア」にあった。シャリアは音楽、テレビなど娯楽を禁止しまた犯罪にも厳しく、泥棒に対しては手を切断、不倫をした女性は石打ち刑で公開処刑されたりする。そのほか女性の外出、雇用、教育も制限されている。
■偶像崇拝
遊園地を燃やした理由は遊園地敷地内にある像が問題で、いわゆる偶像崇拝に値するという。対象はメリーゴーランドだったのか遊園地の中のマスコットだったのかは不明だが、先日まで楽しんでいた姿とは真逆の行動である。
前回のタリバン兵がウキウキで遊んでいる動画も会わせてご覧になってほしい。
※動画あり
https://gogotsu.com/archives/65196