
李文亮医師が微博(ウェイボ)に残した最後の投稿に7日、書き込まれた追悼コメント(共同)
【北京共同】新型コロナウイルス感染症への警告をいち早く発し処分された中国湖北省武漢市の李文亮医師=当時(34)=が、自身も新型コロナに感染し亡くなってから7日で2年。李氏が短文投稿サイト、微博(ウェイボ)に残した投稿には、今も哀悼や当局への怒りを込めた書き込みが途切れず、人々から「嘆きの壁」とも呼ばれている。
「武漢は雪が降りました。コロナはまだ終わりません」「先生が恋しい」。7日、李氏が2年前に残した投稿に追悼コメントが相次いだ。
李氏は2019年12月30日、SNSに「SARSが発生した」と投稿し注意喚起。当局は「デマを流した」として李氏を処分した。