8日午前8時55分ごろ、沖縄県名護市の市営住宅で、6階のベランダから住民の女児(3)が転落したと119番があった。女児は搬送先の病院で、間もなく死亡が確認された。名護署は女児を投げ落としたとして、殺人の疑いで10代の兄を逮捕した。
名護署によると、兄は「記憶があいまいだが、やりました」と供述し、ベランダから投げ落としたとほのめかしている。女児は母親と兄らとの4人暮らし。署は家族から話を聞くなどして、事件の経緯を詳しく調べている。
集合住宅は名護市の中心部にあり、市役所から東に約800メートル。