山本モナ、5年間の猛勉強を経て司法試験に合格!3児の母が掴んだ新たな夢と知られざる苦悩

フリーアナウンサーでタレントの山本モナさん(49)が、5年間の猛勉強の末に司法試験に合格したことが大きな話題となっています。3児の母として育児や家事と両立しながら難関を突破した彼女の道のりは、多くの人々に感動と勇気を与えています。インターネット上の合格掲示板で自身の受験番号を見つけた瞬間、山本さんは「嬉しいというよりホッとしました。長かった……」と、これまでの苦労を振り返りながら安堵の表情を見せました。

FRIDAYからの花束を手に司法試験合格の安堵を滲ませる山本モナFRIDAYからの花束を手に司法試験合格の安堵を滲ませる山本モナ

司法試験への道のり:挑戦のきっかけと支え

山本さんが自身のSNSで司法試験合格を報告したのは11月13日。「40代からの新しい挑戦が実りました。やっと次のスタートラインに立てました」と喜びを綴りました。FRIDAYの直撃インタビューに対し、彼女は司法試験を目指したきっかけを語っています。2019年6月に3人目の子どもを出産し、子育てが落ち着いた将来を考えた際、「勉強して何かにチャレンジしたい」という思いが芽生え、学習院大学法学部出身であることから、かねてより興味があった法律の世界が頭に浮かんだと言います。

当初は決断に迷いがあったものの、元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃さんの言葉が大きな転機となりました。同じワインスクールの講師を務めていた菊間さんから、「本一冊から始められるのだから、いつからでもできるよ」と励まされ、気持ちが楽になった山本さんは、すぐに法律の入門書を注文し、独学で勉強を開始しました。

困難な両立生活と孤独:育児、家事、学業の狭間で

2022年4月には、より深く学ぶために早稲田大学のロースクールに入学。独学よりも仲間と共に切磋琢磨できる環境を求めた山本さんでしたが、当時は新型コロナウイルス感染症の影響でほとんどの授業がオンライン形式であり、孤独を感じることも多かったといいます。

2023年頃からは通学での授業が増えたものの、3児の母として家事や育児との両立は想像以上に困難でした。早い日には朝4時に目覚ましをセットして早朝から勉強し、一番下の子を幼稚園に送り届けてから大学へ向かう日々。夕方まで授業を受け、帰りが遅くなる日には早大生御用達のお弁当屋さんで家族の夕食を調達することもありました。自宅に戻ってからは子どもたちを寝かしつけ、深夜2時頃まで寝落ちするまで勉強を続けるという、まさに壮絶な生活を送っていたのです。

挫折と再挑戦、そして歓喜の合格

今回の司法試験合格は、山本さんにとって3度目の挑戦でした。特に昨年、2度目の挑戦で不合格となった際には、「立ちなおれないくらい落ち込みました……。こんなに努力しているのに、どうしてダメなの……。努力は実らないの……と」と、深い絶望感を味わったことを明かしています。それだけに、苦難を乗り越えて掴んだ合格は、ひとしおの喜びとなったことでしょう。

夫と共に心から安堵したという山本さんは、「自分が頑張ることで、家族にしわ寄せが生じていましたから」と、家族への感謝と申し訳なさを滲ませました。「40代でも努力は実るんです。合格してスタートラインに立てました。これまでに得た知識や経験を生かし、困っている人たちのお役に立てる弁護士になりたいです」と、新たなステージへの意気込みを語っています。

2009年7月、ファッションイベントに登場した30代前半の山本モナ2009年7月、ファッションイベントに登場した30代前半の山本モナ

弁護士としての新たな夢:社会貢献への意欲

5年間の猛勉強の末に夢を叶えた山本モナさん。3児の母として、多忙な日々の中で自らの学びを追求し、難関を突破した彼女の姿は、多くの働く母親やセカンドキャリアを目指す人々にとって大きな励みとなるでしょう。フリーアナウンサー、タレントとして培ってきた経験と、新たに得た法律の知識を融合させ、「困っている人たちのお役に立てる弁護士になりたい」という彼女の決意は、これからの社会貢献への強い意欲を示しています。山本モナさんの弁護士としての新たな挑戦に、大きな期待が寄せられています。

【情報源】FRIDAYデジタル 2025年12月12日号より