◇北京五輪第5日 フィギュアスケート(2022年2月8日 首都体育館)
フィギュアスケート男子ショートプログラムで2位につけた鍵山優真(18)が学ぶ横浜市の通信制高校、星槎(せいさ)国際高横浜鴨居学習センターは8日、生徒らが集まって声援を送った。
この日は特別カリキュラムとなり、高校2年生約40人が学校関係者らとモニターを見守った。グループ校や事業所など41カ所をオンラインでつなぎ、2000人以上で応援。鍵山のジャンプが決まるたびに応援バルーンを叩いて盛り上がった。
後輩でフィギュアスケート選手の田辺桜香(さくらこ、17)は、鍵山を「氷と陸で別人」と表現。リンク外で競技の話はほとんどせず「BTSが好き」「スタバの新しいドリンク飲んだ?」などとたわいもない会話を交わす普段の姿を明かした。
松下清喜教諭(62)も「おとなしくて目立ちたがらない。本当に普通の高校生」と話す。クラスメートで体操の岡慎之助(18)と仲良しで「登校日時を岡に合わせて来るんですよ」という。
10日のフリーも、同所とオンラインで応援する。