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女児がベランダから転落死した市営住宅に手向けられた花束や菓子=9日午前、沖縄県名護市
沖縄県名護市
沖縄県名護市の市営住宅で女児(3)が6階のベランダから転落死し、10代の兄が殺人容疑で逮捕された事件で、自宅にいた母親が転落の瞬間に気付かず、兄が発したとみられる「落ちた」との声で異変を知ったことが9日、県警への取材で分かった。ベランダに向かい、転落し倒れている女児を見つけたという。関係者によると、兄は高校生。
捜査関係者によると、当時ベランダにいたのは兄と女児の2人だけだった。兄は女児を投げ落としたことをほのめかしており、県警は、ベランダで2人きりになった経緯や、転落させた動機について詳しく調べる。