航空自衛隊のF15戦闘機(手前、空自提供)
航空自衛隊F15戦闘機が1月、石川県の小松基地を離陸した直後に墜落した事故で、捜索の結果、墜落したとみられる現場の周辺海域から1人の遺体の一部が見つかったことが12日、政府関係者への取材で分かった。空自は搭乗していた隊員2人のどちらかの可能性があるとみて、身元の確認を急いでいる。
空自によると搭乗していたのは、小松基地に拠点がある飛行教導群の田中公司1等空佐(52)と植田竜生1等空尉(33)。
関係者によると、遺体の一部が見つかったのは11日の捜索。F15は、小松基地の西北西約5キロでレーダーから機影が消えており、この付近が墜落現場とみられる。