千葉県、発注工事で積算ミス 落札業者と契約解除

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千葉県、発注工事で積算ミス 落札業者と契約解除

千葉県庁

県によると、このミスで設計金額が26万4千円過大に設定され、工事を請け負う能力があるかを確認する「低入札価格調査」の実施基準となる調査基準価格も適正価格より23万1千円上回っていた。設計図書で、樹脂製敷板賃料日数を44日間とすべきところを62日間、移動式足場賃料日数の3カ月を4カ月としていた。担当者らのチェックミスが原因という。

本来落札するはずだった業者は、誤った算定額に基づく入札では同調査の対象となり、この業者は調査を辞退していた。落札した業者の入札額は約2億3900万円(税込み)だった。県は落札に参加した4業者に謝罪。落札した業者には契約解除費として、県が交通費などの経費負担額約146万7500円(同)を支払うことで業者と合意。今年度中に設計内容を見直し、改めて入札を行うことにしている。

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