米バイデン大統領 “現時点でプーチン大統領 侵攻決断と確信”
2022年2月19日 11時55分
アメリカのバイデン大統領は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の可能性について「現時点で、プーチン大統領は決断したと確信している」と述べ、早ければ数日のうちにもあり得るとするとともに、攻撃対象は首都キエフだとして強い危機感を示しました。
アメリカのバイデン大統領は18日、標的は、280万の罪のない市民が暮らす首都キエフだと思う」と述べました。
そのうえで記者から「プーチン大統領が侵攻する決断をした兆候はあるのか」と質問されたのに対し「現時点で、プーチン大統領は決断をしたと確信している」と述べ、軍事侵攻はいつあってもおかしくないと強い危機感を示しました。
また、ウクライナ東部で爆発や銃撃が相次ぎ、ウクライナ政府側と親ロシア派の双方が、相手に責任があると主張していることについて「軍事行動を正当化するためのロシアのかねてからの手法だ」と述べ、ロシアが侵攻のための口実を作ろうとしていると非難しました。
ロシア政府はウクライナに軍事侵攻する意図はないとしていますが、バイデン政権としては、機密情報や分析をあえて開示することで機先を制し、ロシアの軍事的な動きを封じ込めたい思惑があると見られます。(nhk抜粋)
米国は、ウクライナ東部での砲撃の後、ロシアが切迫した侵略の口実を作ろうとしていると述べた
ジョー・バイデン大統領は、米国とその同盟国が、ウクライナ東部での砲撃後、モスクワが攻撃の口実を作ろうとしていると警告していることから、ロシアのウクライナ侵攻の脅威は「非常に高い」と木曜日に述べた。
ホワイトハウスの芝生で記者団に語ったバイデン氏は、モスクワは「今後数日のうちに」隣国に侵攻する可能性があると述べた。
「我々は、彼らが侵略の口実を得るために偽旗作戦に従事していると信じる理由がある」と彼は言った。”あらゆる兆候は、彼らがウクライナに入り、ウクライナを攻撃する用意があることだ 」と述べた。
バイデン氏のコメントは、キエフが、ウクライナ東部の幼稚園への砲撃の後、ロシアに支援された分離主義者が「大きな挑発」の責任があると述べた後に出された。長く続いた紛争が再燃したことで、ヨーロッパで致命的な戦争が新たに勃発するのではないかという懸念がさらに強まった。
バイデン大統領、ロシアがウクライナに侵攻する可能性は「非常に高い」と発言。
“彼らは軍隊を退去させず、さらに軍隊を移動させた…我々は彼らが偽旗作戦に従事していると信じる理由がある。”