ここ最近は北京五輪ネタですっかり埋もれていた中国不動産バブル崩壊ネタだが、案の定終わると同時に噴出しそうな気配だ。不動産開発大手では比較的財務が強固と考えられてきた正栄地産集団が3月にも現金枯渇でデフォルトする恐れがあるという。他の企業も似たように逼迫した状況と考えられる。
中国不動産企業でまた不履行の恐れ－比較的健全とされた正栄地産
2/21(月) 10:30配信 Bloomberg
（ブルームバーグ）： 中国の不動産開発大手、正栄地産集団は業界内でデフォルト（債務不履行）が相次ぐ中、相対的に財務が強固だと考えられてきた。
同社は７週間前に永久債を買い戻す計画を発表したばかり。子会社が国有の中国銀行から91億4000万元（約1660億円）相当のクレジットライン（融資枠）を確保したことも明らかにしていた。償還期限が迫っている正栄地産のドル建て債は額面１ドルに対して80セント近くと、同業の中国恒大集団の同17セントに比べれば堅調だった。
その同社が今では債務を返済できない恐れがあると警鐘を鳴らす事態となっている。18日遅く、３月の債務返済に向けた現金が足りない可能性があると、上場先の香港取引所への届け出で明らかにした。社債保有者に対しては来月５日の２億ドル（約230億円）相当の永久債買い戻しを履行できなくてもデフォルトを宣言しないよう要請した。
この１年にわたりネガティブサプライズが続いてきた中国不動産開発業界の基準で見てもあまりに急激な展開だった。今回の突然かつ不可解な資金繰り不安で、競合他社の多くに対する投資家の懸念も強まっており、不動産セクターの財務を巡る混乱に歯止めをかけようとしている中国政府の取り組みを損ねている。
正栄地産の昨年の成約販売は不動産開発業界で30位と、中国恒大に比べれば小規模だが、最近まで財務が健全だと示唆していただけに同社の資金繰り難はより幅広い市場に大きな影響を与えている。
証券監督管理委員会（証監会）は19日、債券市場のデフォルトリスクの防止と解消に取り組むと表明。2022年の工作会議を引用して債券発行に関連した改革を強化し、外国の投資家への開放をさらに進める方針も示した。
フィッチ・レーティングスは21日、正栄地産の長期発行体デフォルト格付けを「Ｃ」に引き下げた。従来は「Ｂ」だった。無担保シニア債格付けも「Ｂ」から「Ｃ」に引き下げた。格付けの「ウオッチネガティブ」は解除された。
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学びがある！ 7
分かりやすい！ 8
新しい視点！ 3
中国の不動産会社は全部危ないと自白したも同然
ワトソン君中国の不動産の話は、久しぶりに見ました！北京オリンピックのせいで、隠されてたんですよね？
黒井そう考えるのが自然だね。記事にもあるように、この正栄地産集団というのは比較的健全で財務は強固と思われてきた。それがこういう状態ということは、他のも全部やばいと自白したようなものだよな。
ワトソン君恒大も、絶対危ないですよね・・・。お金が足りなくて、工事も止まってしまいました。
黒井北京五輪さえ乗り切れば後は野となれ山となれみたいな部分はあったからな。だが肝心の北京五輪でも聖火が消えてしまうし、中国経済そのものが風前の灯であることを世界に示すだけとなってしまった。
ワトソン君ホントですね！やっぱり、悪い事はできないんだと思います。
黒井開催期間中から既に有事の気配が漂ってたし、これからパラリンピックもあるというのにロシアはウクライナ侵攻の指示を出すし、平和の祭典は滅茶苦茶だ。中国経済も滅茶苦茶になるだろう。
大手ネットサイトも隠したい不都合な事実か
ワトソン君ネットユーザーの反応です！
・国の発表でさえ信用できないのに、中国の会社の財務内容なんてどれだけ粉飾されてるか分かりません
ワトソン君終わりです・・・。
黒井この記事も検索に次ぐ検索でやっと探し出したし、最近では「中国 不動産」でも関連記事がほとんど見つからなくなっている。それだけ大手ネットサイト側が隠したい事実ということだろう。
ワトソン君何度も探さないと、ダメですね・・・。中国は、隠してばかりです。
ワトソン君中国の皆さん、北京オリンピックは失敗しました！東京オリンピックに負けました！残念でした！さようなら！
黒井日本には関係ない！どうでもいい！中国さようなら！
