山口県庁
山口県教育委員会は16日、昨年11月に飲酒運転をしたとして同県美祢市立伊佐小の男性教諭(59)を懲戒免職処分とした。また、学校で不適切な行為をしたとして周南市の公立中の男性教諭(51)を停職3か月の懲戒処分にした。
美祢市教委などによると、59歳の男性教諭は昨年11月14日、自宅で酎ハイの500ミリ・リットル缶を3本飲んだ後、車を運転して脱輪事故を起こし、県警に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された。
この教諭は、昨年7月にも下関市内で飲酒運転で事故を起こしたことを同校の校長に明らかにしたという。
周南市の男性教諭は昨年9~11月、早朝に複数回、勤務する学校で同僚教諭の歯ブラシを口に入れたり、机を物色したりしていたという。
同僚教諭が異変を感じ、ビデオカメラを設置したところ男性教諭の行為が映っていた。県教委は「教育公務員としての職の信用を著しく失墜させた」と判断した。