台風1号(マラカス)発生 来週にかけ日本の南に北上の可能性


台風1号(マラカス)発生 来週にかけ日本の南に北上の可能性

提供:ウェザーニュース

来週にかけて徐々に北上し日本の南海上に向かう可能性があります。今後の動向にご注意ください。

▼台風1号 4月8日(金)9時現在
 中心位置   カロリン諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 15 km/h
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

進路の誤差が大きい 今後の動向注視

台風1号は来週にかけ徐々に北上し、その後の来週後半は進路を北東方向に変える可能性が高いとみられ、沖縄の大東島地方や東京都の小笠原諸島、伊豆諸島などに影響を及ぼすことが想定されます。

本州に直撃する可能性は低いものの、来週後半以降の影響は不透明で、間接的に前線の雨雲を発達させたり、強風や高波の影響が及ぶ可能性も否定できません。今後の動向を注視するようにしてください。

発達の程度もまだ誤差がありますが、ウェザーニュースの見解では週明けには暴風域を伴う勢力になるとみています。強い勢力になる可能性も否定できません。

4月の平年の発生数は0.6個 この時期の発生も珍しくない

台風1号(マラカス)発生 来週にかけ日本の南に北上の可能性

平年の台風発生数

例年の北西太平洋では、1~3月に台風の発生が最も少ない時期を迎え、4月頃から徐々に発生が増え始めます。

過去10年間の統計を見ると、4月末までに台風の発生数が0だった年は2回しかなく、この時期に台風が発生することは珍しいことではないと言えます。

台風の名前

台風1号の名前「マラカス (Malakas)」はフィリピンが提案した名称で、「強い」を意味する言葉からとられています。

ウェザーニュース



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