転落したコンテナで下敷きになったトラック=横浜市鶴見区大黒ふ頭で2022年4月22日午後6時15分、鈴木悟撮影
22日午後3時15分ごろ、横浜市鶴見区大黒ふ頭にある高架状の国道357号を走行していたトレーラーの50代男性運転手から「カーブで荷物が傾き、コンテナが落ちた」と110番があった。コンテナには鉄のかたまりが入っており、道路脇から落下。約14メートル下に止まっていた複数のトラックが下敷きになった。けが人はいなかった。
【フェラーリ8台が次々と… 多重事故】
神奈川県警鶴見署によると、鉄のかたまりは重さ約16トン。下敷きになったトラックは輸出のために止められていたという。現場は横浜ベイブリッジに向かう片側1車線で、左カーブの上り坂。この事故で現場付近は約2時間通行止めになった。
事故現場近くにいた40代の女性運転手は「ピンロックをかけ忘れ、カーブでスピードを出すとコンテナが落ちてしまう場合がある。落下地点に人がいたら即死だっただろう」と話した。
鶴見署はトレーラーのドライブレコーダーを確認するなどして事故原因を調べている。【鈴木悟、田中綾乃】