「一度寝ると17時間は起きられない」急増する『オミクロン株の後遺症患者たち』訴えるのは強い“だるさ“症状だけでなく“周囲の理解“得られず「二重の苦しみ」


「一度寝ると17時間は起きられない」急増する『オミクロン株の後遺症患者たち』訴えるのは強い“だるさ“症状だけでなく“周囲の理解“得られず「二重の苦しみ」

MBSニュース

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コロナ後遺症に悩む中学生”起きられず”学校に『行きたいけど行けない』

「一度寝ると17時間は起きられない」急増する『オミクロン株の後遺症患者たち』訴えるのは強い“だるさ“症状だけでなく“周囲の理解“得られず「二重の苦しみ」

コロナ後遺症の専門外来「ヒラハタクリニック(東京・渋谷区)」

「一度寝ると17時間は起きられない」急増する『オミクロン株の後遺症患者たち』訴えるのは強い“だるさ“症状だけでなく“周囲の理解“得られず「二重の苦しみ」

コロナ後遺症患者のAさん(14)

 中学2年生のAさん(14)は今年2月にオミクロン株に感染。微熱やのどの痛みなど、症状は軽かったという。しかし…

 (コロナ後遺症患者のAさん)
 「(療養解除から)2、3週間は大丈夫だったんですけど、その後にけん怠感などの症状が出始めました。睡眠時間がものすごく長くなって、後遺症が出始めてから16時間~17時間とかにのびて。(Qいままで長時間寝ることは?)全然なかったです」

 感染時の症状は軽かったというが、けん怠感など後遺症の影響で1日17時間も眠る日があり、学校に通えない状況が続いている。

「一度寝ると17時間は起きられない」急増する『オミクロン株の後遺症患者たち』訴えるのは強い“だるさ“症状だけでなく“周囲の理解“得られず「二重の苦しみ」

ヒラハタクリニック 平畑光一院長(右)

 Aさんの身体で起きる「コロナ後遺症」。未だに確立された治療法はない。

 (Aさんの母親)「葛根湯が1回出て、それを飲んだら今度は眠れなくなっちゃって」
   (平畑院長)「うちの漢方を出したのは初回だけか。肩こりの薬は効きました?」
    (Aさん)「あんまりわからない」



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