(写真:読売新聞)
岩手県教育委員会は16日、生徒に対し、不適切な言動やセクハラ行為を繰り返したなどとして、県立高校教諭(45)を懲戒免職処分にしたと発表した。
発表によると、教諭は2020~21年度、寮で入浴中の女子生徒を浴室の扉をたたいて呼び出そうとしたり、生徒に「退学しろ」などと発言したり、不適切な言動を繰り返したほか、女子生徒に下着のことについて発言するなどのセクハラ行為も行った。他の職員にも「チクった教員を許さない」などと日常的に威嚇や恫喝(どうかつ)にあたる言動を行ったという。
教諭は2019年にも前任の高校で生徒への不適切な言動と体罰で減給1か月の懲戒処分を受けていた。