中国「助けて!ロシアと友達になったせいで資金流出加速!今年30兆円規模!」

昨日のこの記事が面白かったからもう一度。

ウクライナ戦争で中国は“ロシア寄り”で金欠状態 政府系メディアにも異変の危機感
5/17(火) 6:31配信 デイリー新潮

ロシアがウクライナに侵攻してから2ヶ月以上が経過した。ロシア軍による激しい攻撃が続く一方、ウクライナは米国などの軍事支援を受けて徹底抗戦の構えを崩さず、紛争の長期化が確実な情勢となっている。

日本ではあまり語られることはないが、プーチン大統領の盟友関係が仇となり、中国経済は深刻な「金欠」状態になりつつある。

習近平国家主席は2月4日に北京冬季五輪の開催に合わせてプーチン大統領と対面で会談し、直後の共同声明に「両国の友情に限界はなく、協力する上で禁じられた分野はない」との文言が入ったことから、「プーチン大統領は中国の後ろ盾を得てウクライナ侵攻に踏み切った」ことが定説となっている。

中国は「要請に応じてどこまでもロシアを支援する」わけだから、米国は中国の動きを警戒し、「対ロ支援をすれば中国に制裁を実施する」との強硬姿勢を鮮明にしている。

世界の投資家たちも中国の資産を巡る地政学リスクに敏感になっている。西側諸国の経済制裁でロシアの資産が無価値となり、大きな痛手を被ったからだ。

「ロシアを支援する可能性がある中国に投資すれば、米国から2次制裁(制裁対象と取引を行った者を制裁すること)を科されるリスクがある」との心配から、対中証券投資の引き揚げが急速に拡大している。

国際金融協会(IIF)によれば、ロシアのウクライナ侵攻以来、中国からの投資マネーの流出が前例のない規模になっており、5月6日に発表したレポートでは「中国は今年約3000億ドルの純資本流出が見込まれる」との見解を示した。1290億ドルだった昨年の純流出額の2倍以上だ。

IIFは「新型コロナの変異株対応で延々と続く都市封鎖(ロックダウン)やエネルギー価格の高騰が中国経済の成長の重しになる」と分析した上で「世界の投資家はロシアのウクライナ侵攻に伴う地政学リスクも懸念している」と指摘している。

ロシア事業に及び腰の中国企業

海外への資金流出の加速化は、昨年後半から不調に陥っている中国の不動産市場に甚大な影響を与えることになる。

中国の民間調査会社によれば、4月30日から5日間の労働節連休中の新築住宅販売は面積ベースで前年に比べて33%減少し、不動産企業上位100社の1~4月の販売実績は半減したという。

中国政府はてこ入れ策を講じているが、その効果はあらわれておらず、不動産企業の資金繰りは悪化するばかりだ。中でも深刻なのは海外で発行したドル建て債券の償還だ。「海外の債権者は不利な扱いを受けている」との不満が高まっている中、ロシア関連の地政学リスクが意識されれば、中国の不動産企業のデフォルトが相次ぎ、不動産バブル崩壊はますます現実味を帯びてくるのではないだろうか。

「欧米企業が撤退したロシア市場を中国企業が席巻する」との見立てもあったが、実際には逆の動きとなっている。

割安となったロシア産原油を「爆買い」しているインドとは対照的に、中国の石油企業はロシア産原油の調達に慎重だ。欧米企業が相次いで手放したロシアの原油や天然ガスの権益の獲得にも積極的ではない。中国のテクノロジー企業もひそかにロシア事業から撤退している(5月6日付ウォール・ストリート・ジャーナル)。

中国企業がロシア事業に及び腰になっているのは米国の制裁が怖いからだ。米国が構築した国際金融システムの恩恵を最も享受してきた中国企業は、今や米国を始めとする海外マネー抜きには経営が成り立たなくなっている。

「ロシア寄り」とみなされることのデメリットが顕在化したことで、中国政府のスタンスは徐々に変わりつつある。政権中枢で異論が続出していることを反映してか、政府系のメデイアは5月に入り「ウクライナ寄り」の記事を配信し始めている。

楽観的過ぎるかもしれないが、筆者は「ロシア軍のウクライナでの苦戦を目の当たりにした中国軍は肝を冷やし、今後軍事活動に慎重になるのではないか」と考えている。

学びがある! 196
分かりやすい! 453
新しい視点! 141

https://news.yahoo.co.jp/articles/c17d8db021d8d21c3e6ada13a2be0512157725dc

ワトソン君北京オリンピックの時に、そんな事を言ってたんですね・・・。

まさか本気でロシアが勝てると思ってたのか


黒井ああ。中国がなぜロシアへの協力に必要以上に及び腰なのかと思ったら、共同声明で口を滑らせてしまったからなんだな。あるいは習近平主席としてはロシアが電撃作戦を成功させて、キーフを制圧すると思い込んだか。

ワトソン君もしそうなら、習さんも見る目がなかったんだと思います。

黒井まったくだ。あの独裁者プトラーを盲信してしまったわけだから。耄碌したとしか思えない。「両国の友情に限界はない」はずがあっさり見捨てたとなれば、他の親中国家も信用できないと見限るかもね。

ワトソン君中国がロシアの原油を買わなかったら、ロシアも経済的に追い詰められるのでは?

黒井欧州がロシアの原油と天然ガスの双方を禁輸にしたら即座に詰むね。インドには天然ガスを送ることはできない。そもそもパイプラインの建設も米欧に頼っている。

中国が蝙蝠国家のようになってしまうとは


ワトソン君ネットユーザーの反応です!

・ロシアの侵略戦争については、ロシア専門家ほどありえないと主張してました
・中国にとっては、ロシアの資源の魅力は限定的だと思います
・中国としてはロシアリスクに敏感なので、新規投資は難しいです
・中国に進出している企業についても、同じく政府が没収するのでは?
・中国から西側の会社が手を引けば、不動産バブル崩壊など大きな影響が出ます

黒井中国経済の各種指標の落ち込みは、ロックダウンだけが理由ではないのかもな。実際には外資が次々と逃げ出しているからで、それを隠すためにわざとらしくロックダウンをした…なるほど読めてきたぞ。

ワトソン君黒井さんの推理が、当たってる気がします!

黒井米欧に見捨てられるのが怖くてロシアに協力できず、だが西側からは未だにロシア側と見なされている…中国が蝙蝠国家のようになるとはな。盛者必衰とはまさにこのことだ。

ワトソン君中国の皆さん、世界に迷惑をかけたら領土で支払ってもらいます!さようなら!