露司令部、へルソンから撤退 ウクライナ当局者


ロシア側はへルソン州で、住民への露国籍付与や自国通貨ルーブルの流通などの同化政策を進め、最終的に「住民投票」を実施してロシアへの編入を企図しているとされる。これに対し、ウクライナ側は米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」などで露軍の弾薬庫や輸送ルートの橋などを破壊して兵站の妨害を続けており、露編入を阻止する構えだ。

一方、露軍が占拠したザポロジエ原発がある南部エネルゴダール市の市長は14日、露軍が同日、原発付近を砲撃し、原発職員1人が死亡したと明らかにした。

同原発を巡っては今月に入り攻防が激化。国際社会は事故を防ぐため周辺での戦闘停止を求めている。ロシアとウクライナは双方が相手の攻撃だと非難している。



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