中国、米イージス艦に相当する052DL型駆逐艦を5隻同時に建造中

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中国が「イージスシステム搭載の駆逐艦に相当する」と評価される052D型駆逐艦の最新型「052DL型」を5隻同時に建造しているのが確認され、海外メディアは「052D型の大量生産を始めた」と報じている。

中国は空母11隻とAESAを装備する駆逐艦を70隻も保有する米海軍に対し、まだ中国海軍は劣勢だと主張している

中国が大連の乾ドックで052DL型駆逐艦を5隻同時に建造しているのを視覚的に確認、上海近郊の造船所でも052DL型の(最低1隻)建造が進めれていると報告されており、海外メディアは「世界最大の中国海軍が052D型の大量生産を始めた」と報じている。

中国、米イージス艦に相当する052DL型駆逐艦を5隻同時に建造中

出典:防衛省・統合幕僚監部 052D型駆逐艦

中国海軍は052C型駆逐艦で初めて国産フェーズドアレイ・アンテナ「Type346(NATOコードネームはDragon Eye)」を採用、後継艦の052D型駆逐艦にはアンテナ素子数を増やし、システムの冷却方法を空冷から液冷に変更したType346Aを採用、これを大型化した「Type346B」を055型駆逐艦に採用しているため「中国の艦艇向けAESA」はType346Aで完成した格好だ。

さらに052D型駆逐艦には初めてSAM、SUM、SLCM、SSMの全てに対応した垂直発射装置(VLS)が64セル搭載されており、中国海軍は052D型の戦闘能力について「052C型の1.6倍」と、西側諸国のアナリストも「052D型はイージスシステム搭載の駆逐艦に相当する」と評価しているが、発展型の052DL型は格納庫の増設やヘリコプター甲板の延長に加え、ステルスタイプの航空機を検出するのに有利なメートル波を使用する長距離レーダー(JY-27Aベースの可能性が高く最大検出距離は400km前後)まで追加されている。

中国、米イージス艦に相当する052DL型駆逐艦を5隻同時に建造中

出典:防衛省・統合幕僚監部 沖縄本島と宮古島とその間の海域を航行する052DL型駆逐艦

大連と上海近郊で確認された052DL型を加えると052D型の総数は31隻(052D型13隻+052D型18隻)になり、AESAを装備する052C型(就役6隻)、052D型(就役13隻)、055型(就役6隻)を加えた近代的な中国海軍の駆逐艦戦力は56隻になる見込みだ。

しかし中国メディアは「052DL型の建造は公式に発表されておらず、世界最大の中国海軍というフレーズも中国脅威論を煽るためのレトリックに過ぎない」と反論しており、空母11隻とAESAを装備する駆逐艦を70隻も保有する米海軍に対して中国海軍は劣勢だと主張している。

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※アイキャッチ画像の出典:微博 lyman2003

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