米欧州陸軍のホッジス元司令官、米国はロシアの非帝国化を目指すべき

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米欧州陸軍のベン・ホッジス元司令官は4日、ウクライナとロシアの戦争について「米国は今回の戦争目的に『ロシアの非帝国化』を含めるべきだ」と主張して注目を集めている。

非帝国化という言葉が非ナチ化の対抗馬として浮上すれば中々興味深いことになるのは間違いない

米国の外交・安全保障分野における第一人者で元NATO米国大使のカート・フォルカー氏は4日、帝国主義に基づいたロシアの侵略はウクライナで始まったのではなく「2008年にジョージア(旧グルジア)で始まった」と主張し、この2つの侵略行為は別々の作戦ではなく「大きな作戦」の構成要素に過ぎず、今だにロシア軍がジョージアに駐留して不当に境界の移動を試み続けていることを忘れてはならないと警告した。

駐日ジョージア大使も日本メディアの番組に出演した際「ロシア軍が一方に設置した有刺鉄線が南オセチア・アブハジアとジョージアの境界になっているが、この境界はじわじわとジョージア側に侵食してくるため『這う国境』と呼ばれている」と述べており、ロシアは「ジョージアがウィルスをばら撒こうしている」と言ったような偽情報で南オセチア・アブハジアに対する保護を正当化=ウクライナのドンバス地域でやっていることと大差がない。

もしウクライナとの戦争が終結して現体制のロシアが存続すればジョージアに再侵略を開始しても不思議ではなく、米欧州陸軍のベン・ホッジス元司令官も「米国は今回の戦争目的に『ロシアの非帝国化』を含めるべきだ。我々はロシアの終わりの始まりを目撃しておりこれに備える必要がある。我々はソ連崩壊に備えていなかった」と主張したため注目を集めている。

恐らく「弱ったロシアを武力で非帝国化すべきだ」という意味ではなく、ウクライナとの戦争で再びロシアが崩壊する可能性に備え「権威主義の解体=非帝国化して民主主義国家に生まれ変わらせるための準備が必要だ」という趣旨だと思うが、クレムリンの住人にとっては衝撃な主張で到底受け入れられないだろう。

勿論、ロシア国民も民主化を望んでいるのかも不明なので何とも言えないが、非帝国化という言葉が非ナチ化の対抗馬として浮上すれば中々興味深いことになるのは間違いない。

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※アイキャッチ画像の出典:Kremlin.ru/CC BY 4.0

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