2日間の反撃でロシア軍兵士1,000人以上が戦死、S-400のランチャーも破壊

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ウクライナ軍は6日~7日の戦闘で「ロシア軍兵士を1,100人殺害し164輌の装甲車輌や砲兵システム、S-400のランチャー2基を破壊した」と主張しており、恐らくS-400の構成システムが破壊されたのは今回が初めてだ。

1,100人のロシア軍兵士が戦死していた場合、2日間の死傷者数は3,000人~4,000人になると推定される

ウクライナ軍はヘルソン州、ハルキウ州、ドネツク州、ルハンシク州で反撃を行っている最中で、Telegram上にはロシア軍が放棄した車輌や装備、戦死したロシア軍兵士を映した動画や写真が複数出回っており、感覚的には侵攻初期の状況に似てきた感がある。

2日間の反撃でロシア軍兵士1,000人以上が戦死、S-400のランチャーも破壊

出典:Telegram経由

それを裏付けるようにウクライナ軍参謀本部が発表する戦果も右肩上がりで、7日には「6日の戦闘で460人のロシア軍兵士が死亡、75輌の装甲車輌や砲兵システムを破壊した」と、8日には「7日の戦闘で640人のロシア軍兵士が死亡、89輌の装甲車輌や砲兵システムを破壊した」と発表しており、南部司令部も7日の攻撃で「S-400のランチャー2基とS-300のレーダーを破壊した」と主張、恐らくS-400の構成システムが破壊されたのは今回が初めてだ。

勿論、参謀本部や南部司令部の発表を裏付ける視覚的な証拠はなく、米英が推定するロシア軍兵士の累計死亡者数=戦死者数についてもウクライナ軍発表(51,250人/9月8日時点)とは大きな開きが存在するが、HIMARSの戦場投入で死傷するロシア軍兵士の数は増加傾向にあると米ディフェンスメディアは推定しており、開始された反撃で死傷する数も加わればロシア軍側に大きな人的被害が発生しても不思議はない。

2日間の反撃でロシア軍兵士1,000人以上が戦死、S-400のランチャーも破壊

出典:WarMonitor

仮に6日と7日で1,100人のロシア軍兵士が戦死していた場合、一般的な概念を適用するとロシア軍の人的被害=死傷者数は2日間だけで3,000人~4,000人になると推定され、如何にウクライナ軍の反撃が激しいものかを示していると言えるが、一方的にロシア軍の被害だけ増加することはないので同等の被害をウクライナ軍も被っている可能性がある。

因みに戦争研究所(ISW)は7日午後の報告書の中で「ウクライナ軍はハルキウ州で最低でも20km前進し、約400km²の土地をロシア軍から奪還した可能性がある」と述べており、ウクライナ軍はハルキウ州での反撃で「長崎市(405.9km²)と同じ広さの土地」を1日で奪還したという意味だ。

2日間の反撃でロシア軍兵士1,000人以上が戦死、S-400のランチャーも破壊

出典:President Of Ukraine

まだウクライナ軍はハルキウ州での成功を正式に発表していないが、ゼレンスキー大統領は「詳細は明かせないがハルキウから良い知らせが届いている。どうやら皆さんはウクライナ軍の活躍を報道で既に知っているようだ」と明かし、当該地域の作戦に第25独立空挺旅団、第80独立空挺旅団、第92独立機械化旅団が投入されていると示唆している。

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※アイキャッチ画像の出典:128 окрема гірсько-штурмова Закарпатська бригада

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