「日本の軍国主義の犯罪忘れず」ロシア外相　歴史問題で日本批判

ロシアのラブロフ外相は第2次大戦をめぐり、「日本の軍国主義の犯罪を忘れてはならない」と述べ、日本を批判しました。

ロシア外務省の外交アカデミーは28日、「軍国主義日本の犯罪」と題した国際会議を開きました。

ラブロフ外相は会議にメッセージを寄せ、「日本の軍国主義の犯罪には時効はなく、忘れてはならない」と表明。

そのうえで、「アジア太平洋地域の国々への侵略に対する反省の言葉がないだけでなく、我が国に対して全く根拠のないばかげた非難をしている」と述べ、歴史問題を持ち出して日本を批判しました。

ウクライナ侵攻をめぐり制裁を科す日本に対し、ロシアは強硬姿勢を強めていて、極東ウラジオストクの領事をスパイ容疑で国外退去を通告するなど両国の関係悪化が進んでいます。