【独自】韓国空軍の中心戦力F35A、飛行・特定任務不能状態が1年半で234回

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【独自】韓国空軍の中心戦力F35A、飛行・特定任務不能状態が1年半で234回

(写真:朝鮮日報日本語版) ▲F35Aステルス戦闘機。2022年3月25日。/写真=韓国国防部提供

【図】韓国空軍主要戦闘機の飛行・任務不能状態発生現況

 F35Aは韓国空軍の保有する唯一のステルス機で、価格は1機1000億ウォン(現在のレートで約101億円。以下同じ)に達する。2014年に対北抑止力強化のため米国から40機購入すると決定し、2018年3月から今年1月まで、およそ4年を費やして配備手続きを終えた。さらに来年から2028年まで、追加でさらに20機ほどを配備するFX(次世代戦闘機)第2次事業も進められている。

 保守系与党「国民の力」所属で国会国防委員会に籍を置くシン・ウォンシク議員が入手した韓国空軍の資料によると、F35A戦闘機は昨年から今年6月までに、点検の過程で飛行不能状態172件、特定任務不能状態62件の判定を受けていたという。昨年1年間で飛行不能状態は117件、特定任務不能状態は45件発生した。今年上半期はそれぞれ55件、17件だった。戦闘機は飛行の前後などに随時点検を受けるが、このときに異常が見つかったら飛行自体や、急降下・音速飛行、レーダー活用追跡作戦など特定任務の作戦活動に制限がかかる。F35Aは第5世代ステルス機で、ステルス性能と電子戦能力など統合抗戦システムを備えている。最高速度はマッハ1.6で、戦闘行動半径は1093キロに達する。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が最も恐れる兵器の一つに挙げられる。

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