【政界新時代 中堅・若手に聞く】笹川博義・自民党衆院議員

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インタビューに応じる笹川博義衆院議員=3日午後、東京都千代田区(納冨康撮影)
インタビューに応じる笹川博義衆院議員=3日午後、東京都千代田区(納冨康撮影)

 私が目指すのはフットワークが軽く、バランスの取れた政治家です。バランスというのはとても大事でね。私のライフワークの一つである環境行政を例に挙げれば、環境保護と経済成長をバランス良く両立させなければなりません。

 東京電力福島第1原発事故以降、石炭火力発電の役割は大きい。でも、二酸化炭素(CO2)排出量が多く、地球温暖化防止の観点からはこのままで良いと考えている人もいない。そこで、排出されたCO2を回収してエネルギーに変える先進技術の開発が進めば、石炭火力は大きく見直されることになります。「0」か「100」の問題ではないわけです。

 環境省は歴史の浅い官庁ですが、今後は『環境』が政治においてもキーワードになるでしょう。

 国政に初挑戦したのは31歳。新進党から出て落選しました。その後も落選を経験し、群馬県議を経て衆院初当選まで16年かかった。父(笹川堯(たかし)・元自民党総務会長)の地盤を継がなかったのは自分の選択です。「父の選挙区から出たらどうだ」という話もなくはなかったが…。

 若さもあったかもしれない。『負けないぞ。見てろよ』と。今の年齢だったらそんな選択はしないと思うけど。

 今は、国会改革などの取り組みで同じ自民党の小泉進次郎衆院議員と協力することも多いですね。小泉さんの評価ですか? 農政や厚生労働行政などそれまで縁がなかった分野にあえて挑戦する、前向きで貪欲な姿勢には敬意を表します。周囲に『ついていこう』と思わせる人ですよ。

 国会改革の超党派議連では、会長は大先輩の浜田靖一元防衛相で、役員には与野党の経験豊かな議員が名を連ねています。小泉さんの立場はあくまでも事務局長なのに、マスコミには「進次郎改革」と書かれてしまう。

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