ロシア「弾切れ」か クリミア大橋爆破への報復ミサイル連発が裏目 苦戦を示唆する分析が相次ぐ 元陸自東部方面総監・渡部氏「戦略なき無駄な攻撃」

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ロシア「弾切れ」か クリミア大橋爆破への報復ミサイル連発が裏目 苦戦を示唆する分析が相次ぐ 元陸自東部方面総監・渡部氏「戦略なき無駄な攻撃」

ロシア国旗

【写真】ロシアによるミサイル攻撃でえぐれた首都キーウの公園の敷地

ウクライナ非常事態庁によると、10日以降のミサイル攻撃による死者は21人、負傷者は108人に上った。

ロシア国防省は11日、「すべての目標を破壊した」と発表したが、ロシア軍の苦戦を示唆する分析が相次いでいる。

英諜報機関、政府通信本部のジェレミー・フレミング長官は11日の講演で、「彼らの物資と弾薬が不足していることをわれわれは知っているし、現地のロシア軍司令官も知っている」と指摘、「ロシア軍は疲弊している」と明言した。

米経済誌フォーブス(ウクライナ語版)の試算によると、10日の攻撃でミサイル84基と、24機の無人機を発射し、約4億~7億ドル(約583億~1020億円)を費やしたとみられる。

米欧の専門家も「軍事的に大きな価値はない。ロシアは貴重な戦力をかなり消費した」(英王立国際問題研究所研究員)、「精密兵器を無駄遣いした」(米戦争研究所)と声をそろえる。

先進7カ国(G7)首脳は日本時間11日夜、オンラインで会合を開き、「市民への無差別攻撃は戦争犯罪となる」と声明を発表した。

元陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏は「大規模ミサイル攻撃の背景には、クリミア大橋の破壊を受けたプーチン氏の怒りと焦りがあるが、戦略なき無駄な攻撃となった。露軍はさらにミサイルが枯渇すると予想されるうえ、非軍事目標の攻撃などへの非難で西側諸国を結束させる結果にもなった。ロシアが戦局を挽回するのはほぼ不可能になった」と分析した。

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