【オスロAFP時事】ノルウェー当局は14日、ドローン2機と写真や映像が記録されたメモリーを持って国境を越えようとしていたとして、ロシア人の男(50)を拘束したと明らかにした。
ノルウェーでは、石油・ガス掘削施設付近で不審なドローンの目撃情報が相次いでおり、警戒が強化されていた。
男は今週、ノルウェー北部にあるロシアとの唯一の国境検問所で、ロシアヘの渡航を試みた際に拘束された。ロシアのパスポート2冊、イスラエルのパスポート1冊を所持。地元メディアによると、警察の調べに「ノルウェーに住むロシア人を訪ねるために観光客として滞在していた」などと供述し、「私的な目的のためにドローンを飛ばした」と話しているという。