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イスラエルのディアスポラ問題担当大臣のナックマン・シャイ氏は16日、イランによるロシアへの弾道ミサイル供給に関連して「イスラエルが誰に立ち向かうべきかもう疑う余地はない」と述べ、ウクライナへの軍事支援を行うよう政府に要求した。
シャイ氏は国防大臣ではなくディアスポラ問題(民族離散問題)担当大臣で、ラピド政権を動かすだけの政治的な影響力があるのかよくわからない
イランはロシアの要請に応じて精密誘導兵器を最大4発搭載できるUCAV「Mohajer-6」と徘徊型弾薬「Shahed-136」を提供、既に両機の残骸が見つかっているにも関わらず「ウクライナで使用される如何なる武器も提供しておらず、今後も提供するつもりはない」とイランのアミラブドラヒアン外相は述べているが、ワシントン・ポスト紙は16日「イランが2種類の弾道ミサイル(Fateh-110とZolfaghar)をロシアに提供する準備を進めている」と報じた。
This morning it was reported that Iran is transferring ballistic missiles to Russia. There is no longer any doubt where Israel should stand in this bloody conflict. The time has come for Ukraine to receive military aid as well, just as the USA and NATO countries provide.
— נחמן שי- Nachman Shai (@DrNachmanShai) October 16, 2022
米国と同盟国の当局者は「イランは2種類の地対地ミサイルを含む武器のロシア提供が確定した」と明かしており、米国とウクライナは「イランが弾道ミサイルFateh-110(射程400km)とZolfaghar(射程700km)の出荷準備を進めている」と主張、この報道を受けてイスラエルのシャイ大臣は「この血なまぐさい紛争でイスラエルが誰に立ち向かうべきかもう疑う余地はない。米国やNATOと同じようにウクライナがイスラエルの軍事援助を受け取る時が来た」と述べて注目を集めている。
イスラエルはロシア軍によるウクライナ侵攻を非難しているものの支援は人道的(非殺傷兵器)なものに限られ、ウクライナが再三要請している防空システムの提供を拒否しつづけてきたが、宿敵ともいえるイランが弾道ミサイル提供に踏み切ったことで防空システムのウクライナ提供に乗り出す可能性が出てきた。
イスラエル製の防空システムは米国を凌ぐ先進性を備えおり、弾道ミサイル迎撃に対応したアロー、航空機や巡航ミサイルに加え終末段階の弾道ミサイルやロケット弾の迎撃にも対応したデービッド・スリング、ロケット弾の迎撃に特化(アップグレードにより巡航ミサイルやドローンの迎撃にも対応)したアイアンドーム、低空を飛行する無人機に効果的だと言われるスパイダー、終末段階の弾道ミサイル迎撃に対応したバラク-8などラインナップが豊富で有効性も実戦で証明されている。
ただシャイ氏は国防大臣ではなくディアスポラ問題(民族離散問題)担当大臣で、ラピド政権を動かすだけの政治的な影響力があるのかよくわからない。
ロシアがイランから弾道ミサイルを調達、ウクライナから明かりと暖房を奪う
※アイキャッチ画像の出典:Alexey Goral / CC BY-SA 3.0
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