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ゼレンスキー大統領は21日の演説の中で「ロシア軍がクピャンスク方面で何を企んでいても敵を粉砕する」と言及、ロシア側情報源もロシア軍の前進を主張しており、前線の動き的に平穏だったクピャンスク方面で何かが起こっているのかもしれない。
ロシア軍はオスキル川沿いに広がる森林地帯を突破して南下してきた可能性
前線の動き的に平穏だったクピャンスク方面でロシア軍の動きが活発化しており、ゼレンスキー大統領とロシア側情報源の言及がリンクしてきた。
ゼレンスキー大統領は21日の演説の中で「ロシア軍がクピャンスク方面で何を企んでいても敵を粉砕する」と言及、これが何を示唆しているのか不明だが、ロシア側情報源は「ロシア軍がオスキル川に南下してシンキフカを支配下に置き、ペトロパブリフカに迫っている。ウクライナ軍は予備戦力を投入してロシア軍の前進を食い止めようとしている」と主張している。
ロシア側情報源の主張は視覚的証拠ががないため信憑性に欠けるのだが、ゼレンスキー大統領がクピャンスク方面の動きに言及したので無視出来なくなってきた。
もしロシア側情報源の主張が事実なら「ロシア軍はオスキル川沿いに広がる森林地帯を突破して南下してきた」という意味で、中々興味深い動きといえるだろう。
ウクライナ軍がクピャンスクで前線を押し戻し、バフムートでも状況を改善か
ウクライナ侵攻353日目の戦況、ロシア軍がクピャンスク方面でも積極攻勢か
その他の動き
南ドネツクで前線の大きな動きは観測されていないが、ウクライナ軍がリヴノピリ方向に進もうとしてロシア軍に撃退された様子=Ⓐが登場した。
リヴノピリを起点にした高地の突出部の守りは非常に強固で、ロシア軍は高地からモクリ・ヤリー川沿いの拠点へ反撃を行っており、ウクライナ軍がマカリフカからスタロマイオルズキーへ向う障害になっている。
ウクライナ軍がモクリ・ヤリー川沿いに進むならリヴノピリを先に潰しておきたいところだが、力押しでスタロマイオルズキーを奪えばリヴノピリは孤立するため、無視して南下するという選択も無くはない。
どちらにしても大規模な攻勢は行われていないため、前線を大きく書き換えるような動きは当分起こらないだろう。
因みにクリミアとヘルソン州をつなぐ橋(Chongar Bridge)をウクライナ軍が攻撃したが、橋を完全に破壊するには至っていない。
Results of a strike by an unknown side on the Chongar bridge on the way to the temporarily occupied Crimea last night. pic.twitter.com/IRMwSbZYmn
— Dmitri (@wartranslated) June 22, 2023
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
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