ロシア南部のエイスクで17日、軍用機が住宅用の建物に突っ込んだ。国内通信社が国防省や目撃者の話として報じた。2020年8月撮影(2022年 ロイター/Maxim Shemetov)
[エイスク(ロシア) 17日 ロイター] – ロシア南部のエイスクで17日、ロシアの戦闘機が9階建てアパートに突っ込んだ。アパートで火災が発生したと、州当局者が発表した。
現地メディアによると、少なくとも1人が死亡、3人が負傷した。
ロシア通信(RIA)によると、建物に突っ込んだのは「Su─34(スホーイ34)」で、訓練飛行中だった。パイロットは緊急脱出したという。タス通信はエンジン火災が原因と伝えている。
エイスクはウクライナ南部とロシア南部を隔てるアゾフ海に面している。
ロシアの国家調査委員会は刑事事件として調査を開始し、現場に調査員を派遣した。
プーチン大統領は事件の報告を受け、被害者への支援提供を命じたと、インタファクス通信がロシア政府の情報として報じた。