胡錦濤前総書記が中途退席 意思に反し?  中国党大会

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胡錦濤前総書記が中途退席 意思に反し?  中国党大会

22日、北京の人民大会堂で、中国共産党大会の閉幕式から腕をつかまれて退席する胡錦濤前総書記(中央)(AFP時事)

【写真】22日、中国共産党大会の閉幕式で胡錦濤前総書記(右)の退席前、係員と言葉を交わす習近平総書記

 AFP通信などによると、会場の係員に席を立つよう求められた胡氏は、当初離れたがらない様子だった。退席の理由を巡って臆測が広がりそうだ。

 胡氏の退席は党規約改正案などが採決される前で、2人の係員が伴い、腕をつかまれた状態で壇上を後にした。左隣に座っていた栗戦書・全国人民代表大会(全人代)常務委員長が退席を促すように胡氏の背中に手を回し、胡氏は係員としばらくやりとりした後に離席。去り際に習氏に短く話し掛け、李克強首相の左肩を軽くたたいた。

 一方、新型コロナウイルス対策で16日の開幕式を欠席した王岐山国家副主席は閉幕式には出席した。江沢民元総書記は開幕式に続き、22日も姿を見せなかった。 

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