インドネシア、トルコから多連装ロケットシステムで使用する弾道ミサイルを導入

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トルコのRoketsanは5日「インドネシアから戦術弾道ミサイルKHANの受注を獲得した」と発表、Roketsan製の多連装ロケットシステム「MBRL」で使用されるKHANはHIMARSで使用するATACMSに相当する。

インドネシアがATACMSに相当するKHANをどこで使用する想定で導入するのかは謎だ

トルコのRoketsanが開発した戦術弾道ミサイル「KHAN」はトルコ軍向け「BORA(射程780km)」の輸出バージョンで、ミサイル技術管理レジーム(MTCR)の規制をクリアするため射程は280km制限されているが、それ以外部分はオリジナルのBoraと同一の性能(そもそも性能に関する情報が少ないので良く分かっていない)を備えている。

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KHAN/BORAはRoketsan製の多連装ロケットシステム「MBRL」から発射可能なので「HIMARSで使用するATACMSに相当するミサイル」とも言えるが、インドネシアがKHANをどこで使用する想定で導入するのかは謎だ。

トルコとインドネシアは多層式防空網の中距離と長距離のシステムについても「合意(何を合意したのかは不明)」したと報じられており、国産のHİSAR-BやHİSAR-Uの供給で合意した可能性がある。

インドネシア、トルコから多連装ロケットシステムで使用する弾道ミサイルを導入

出典:ASELSAN HİSAR/ヒサール

HİSAR/ヒサールと呼ばれるトルコ製防空システム群は15kmまでの空域をカバーする近距離の防空システムHİSAR-A(一部は廃止されHİSAR-Bに統合予定)、25kmまでの空域をカバーする中距離のHİSAR-Bまでを実用化、2025年頃までに弾道ミサイルの終末迎撃にも対応した長距離の防空システムHİSAR-Uの開発を終え、国産VLSを搭載するイスタンブール級フリゲート(3,000トン)や建造計画が進むTF2000級駆逐艦(7,000トン)への搭載も予定されている。

因みにインドのLarsen&Toubroはインドネシアから40mm艦砲「Teevra40(40mm/L70NATO弾を使用)」の受注を獲得、これでインドは2ヶ国への武器輸出を成功(初輸出はフィリピンへのブラモス)させたことになる。

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※アイキャッチ画像の出典:Roketsan

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