「砲弾が飛んでくるや指揮官が先に逃げた」…生存ロシア兵が英紙に証言

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「砲弾が飛んでくるや指揮官が先に逃げた」…生存ロシア兵が英紙に証言

(写真:朝鮮日報日本語版)

【動画】塹壕に隠れたロシア兵の頭上で爆発

 生存したロシア軍兵士のアガフォノフ氏は7日(現地時間)、英紙ガーディアンとのインタビューで砲撃当時の残酷な状況を伝えた。

 アガフォノフ氏は「使えるシャベルが足りないため、他の兵士らと交代で手で土を掘る作業をしていたところウクライナ軍の砲撃が始まった」と伝えた。アガフォノフ氏は「ウクライナ軍の無人機がまず頭上に飛んできた」「砲撃が始まる前に部隊の指揮官たちは兵士らを捨てて逃げ出した」と証言した。

 アガフォノフ氏は「砲撃は数時間にわたり休む間もなく続いた」「私は目の前で人間が引き裂かれる様子を目の当たりにしたし、部隊のほとんどが崩壊した」「地獄だった」と説明した。

 攻撃が止まるとアガフォノフ氏は生き残った12人の兵士らと共にルハンスク近郊のスバトベに後退した。アガフォノフ氏は「その日の砲撃で570人中130人が生き残ったと推定している」「その日から生き残った多くの兵士たちも精神的におかしくなった。誰も戦争に戻ろうとしない」などと伝えた。

 ガーディアンは「砲撃に関する細かい内容が事実かどうかは確認できない」としながらも「他の生存兵士らも同じような証言をしている」と報じた。

 匿名を求めたあるロシア軍兵士はガーディアンの取材に「われわれは完全に露出し、どう行動すべきか分からなかった。数百人が死んだ」「(前線に投入される前に受けた)2週間の訓練はこの状況の備えにはならなかった」と述べた。

 ガーディアンはロシアの独立系メディア「ビョルストカ」を引用し、同じような状況について語った兵士がいたと伝えた。ニコライ・ブローニン氏はビョルストカとのインタビューで「兵士たちは四方に倒れていた。その手足は断ち切られ、多くの兵士が死んだ」と伝えた。

 ガーディアンは「砲撃で多くの死傷者が発生した事実が伝えられ、該当する大隊に配置された召集兵の家族たちは怒りをあらわにしている」と報じた。ある召集兵の妻は「初日から召集兵たちは最前線に送られ、司令部は戦争から離れて逃げ出している」と述べ、別の兵士の母は「息子は死ぬ前に電話で『元気に兵役の義務を果たしている』と述べた。彼ら兵士たちは皆前線で死んだが、これが正常なことなのか」と悲惨な心境を吐露した。

キム・ガヨン記者

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