
ウクライナの親ロシア派政治家ストレモウソフ氏=7月20日、ウクライナ南部ヘルソン(AFP時事)
ロシアの独立系メディアは16日、プーチン政権が侵攻・占領を経て一方的に「併合」したウクライナ南部ヘルソン州で「副知事」を名乗り、9日に「交通事故死した」と発表された親ロシア派政治家ストレモウソフ氏の車とされる写真を公開した。
大破した車に無数の弾痕が残され、臆測が広がっている。
事故直後に弾痕はなかったと主張する声もあるが、詳しい経緯は不明。車は、ショイグ国防相が9日に命令した州都ヘルソン撤退後、事実上の「臨時州都」とされたアゾフ海に面する都市ゲニチェスク近郊に放置されているという。ストレモウソフ氏は死後、プーチン大統領から国家勲章を授与されている。