数字から見るウクライナ軍とロシア軍の戦い、11月17日以降の戦闘規模は縮小

By | November 23, 2022


ウクライナ軍公式発表を追っていくと11月17日以降のロシア軍戦死者数は1日平均400人以下まで急減しており、この数字が真実なら両軍の交戦レベルは随分低下したことになる。

オレシキーは電気と水道が止まり誰も居なくなったと親ロシアチャンネルが報告

ウクライナ軍の公式発表を追っていくとロシア軍は10月30日から11月16日まで毎日500人以上の戦死者を出していたことになるが、11月17日以降の戦死者数は1日平均400人以下まで急減(7日間で2,000人レベル)しており、この数字が真実なら両軍の交戦レベルは随分低下したことになる。

7月末以降に記録されたロシア軍兵士の戦死者数と戦線での動き
07月31日~08月06日1,230人HIMARSでヘルソン州のロシア軍を攻撃
08月07日~08月13日1,500人AGM-88HARMの投入、クリミアでの爆発
08月14日~08月20日1,500人クリミアでの爆発、ケチル市で初めて防空システムが作動
08月21日~08月27日1,500人HIMARSでヘルソン州のロシア軍を攻撃
08月28日~09月03日2,550人29日に南部司令部が反撃開始を宣言
09月04日~09月10日3,200人6日頃にハルキウ州で反撃を開始、バラクレヤとクピャンスクを解放
09月11日~09月17日2,000人イジューム解放、ハルキウ州のロシア軍がオスキル川西岸まで撤退
09月18日~09月24日2,050人オスキル川を渡河してリマン方面への反撃を開始
09月25日~10月01日3,310人オスキル川沿いやリマン周辺で拠点を解放
10月02日~10月08日2,450人リマン解放、ヘルソン州で反撃、ロシア軍が撤退を発表
10月09日~10月15日2,620人クリミア大橋爆発、ロシア軍による都市攻撃
10月16日~10月22日2,370人ロシア軍の攻撃で火力発電所の約半数が損傷
10月23日~10月29日3,180人前線に大きな変化なし
10月30日~11月05日5,190人前線に大きな変化なし
11月06日~11月12日4,770人ロシア軍が右岸から撤退、ヘルソン市解放
11月13日~11月19日3,670人ゼレンスキー大統領がヘルソン市訪問
11月20日~11月22日1.120人前線に大きな変化なし

ウクライナ軍も天候の悪化で地上戦の規模は減少傾向だが「砲撃の規模だけは依然として衰えていない」と述べており、特にドネツク州とルハンシク州で両軍の衝突が報告されているものの「戦線の変化」は確認されていない。

ウクライナ軍南部司令部は今月15日「我々の砲撃から身を守るためロシア軍はドニエプル川左岸(ヘルソン州)の要塞から15km~20km後方に移動した」と明かしていたが、オレシキーは電気と水道が止まり誰も居なくなったと親ロシアチャンネルが報告しており、ロシア軍の砲撃部隊はグレーゾーン化したドニエプル川沿いに出たり入ったりしながらヘルソン市の復興を妨害するつもりなのだろう。

数字から見るウクライナ軍とロシア軍の戦い、11月17日以降の戦闘規模は縮小 2

出典:Google Map ヘルソン州の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

因みにウクライナ軍はキンバーン砂州やキンバーン半島にあるロシア軍の拠点を破壊したと発表、SNS上では「キンバーン半島からヘルソン州に向かえばロシア軍が築いた防御施設を迂回できる」という声もあるが、ロシア軍もオチャコフ→キンバーン砂州→キンバーン半島とウクライナ軍が進んで来ることを想定して半島のくびれ部分に防衛ラインを構築中だ。

但しスタニスラフから半島のくびれ部分は20km以内なのでウクライナ軍の砲兵部隊が攻撃を加えれば「長くは持たない」と見られており、キンバーン半島にウクライナ軍が足場を築くのかに注目が集まっている。

ウクライナ軍、ドニエプル川右岸から撤退中のロシア軍に大ダメージを与えた可能性
ウクライナ軍、ドニエプル川沿いからロシア軍は15km~20km後方に移動

 

※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ



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