ロシア外務省のザハロワ報道官は29日、米国の「有害な」反ロシア的な行動が、核軍縮の枠組みである新戦略兵器削減条約(新START)を巡る米国との協議中止の原因と語った。写真は6月16日、ロシアのサンクトペテルブルクで会合に出席するザハロワ報道官(2022年 ロイター/Maxim Shemetov)
[29日 ロイター] – ロシア外務省のザハロワ報道官は29日、米国の「有害な」反ロシア的な行動が、核軍縮の枠組みである新戦略兵器削減条約(新START)を巡る米国との協議中止の原因と語った。
ザハロワ報道官はテレグラムへの投稿で「あらゆる分野において、米政府が発する最高レベルの毒性と敵意を認識している」と述べた。
米ロは新STARTに基づく査察活動などを巡り、29日から12月6日までエジプトのカイロで協議を行う予定だったが、ロシア外務省と米大使館は28日、協議が延期されたと発表した。