【参院選不出馬議員に聞く】自民・柳本卓治氏「改憲決断した安倍首相の勇気は評価されねば」

[ad_1]

インタビューに応じる柳本卓治参院議員=25日午後、参院議員会館(鴨川一也撮影)
インタビューに応じる柳本卓治参院議員=25日午後、参院議員会館(鴨川一也撮影)

 中曽根康弘元首相に出会い、秘書として拾っていただいてから50年。以来、私は「中曽根カレンダー」の中で政治活動をしてきたといっても過言ではありません。海外出張に数十回お供させていただき、中曽根先生が101歳の今も会長である(超党派議員連盟の)新憲法制定議員同盟で事務局長も務めてきました。

 その中で日本とは、日本人とは何か、という根幹的な問題を考えさせられてきましたね。これは憲法にも通じる問題です。参院憲法審査会が設置されて8年たちますが、そのうち5年も審査会長を務めた。天職を与えていただきました。

 中曽根先生は憲法改正を成し遂げられる唯一の首相だと思っていたのですが、実現できなかったのは(改憲勢力が)改憲発議に必要な3分の2以上の議席を持っていなかったからです。

 安倍晋三首相が憲法改正に取り組もうと決断し、3分の2の議席も得た今こそ改憲の好機です。今年の通常国会で議論が前進することを望んでいました。それがかなわずに残念です。しかし、首相の勇気は評価しなければいけない。時のリーダーが決断しなければ憲法改正はできないですよ。

 現行憲法は英文を和訳した文章です。憲法とは本来、日本人が自らの手で文化、伝統、歴史観の上に立って作り上げた「魂」が込められたものでなければならない。将来的には(自衛隊を明記する)加憲だけで終わらせず、そういう方向で前文も含めた改正を目指してほしいと願っています。(田中一世)

[ad_2]

Source link