ソ連製ドローン転用か ウクライナ軍、ロシア防空網突破

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ソ連製ドローン転用か ウクライナ軍、ロシア防空網突破

ロシアのエンゲリス空軍基地の衛星画像=4日、中部サラトフ州(ロイター時事)

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 防空網を突破し、内陸の奥深くまで500キロ以上も飛行しており、ウクライナ軍が運用中のトルコ製の攻撃ドローン「バイラクタルTB2」(航続距離150キロ)では不可能なためだ。

 「ソ連製のドローンで攻撃された」。ロシア国防省は発生当日の5日、ウクライナ軍の攻撃とすぐさま発表した。迎撃したと主張するが、死者が出たことは認めており、核兵器搭載可能な爆撃機の拠点2カ所が狙われたのを深刻に受け止めているもようだ。

 ロシアの政権系メディアによれば、TU141無人偵察機が転用されたとみられている。ウクライナのメディアによると、TU141はソ連時代、ウクライナ北東部ハリコフの工場で生産され、1979年から運用。もともと航続距離400キロだったが、2014年のロシアによる軍事介入後、改良・再投入が決まり、同1000キロまで延びたとされる。

 ウクライナの国営防衛企業ウクロボロンプロムは10月、航続距離1000キロの攻撃ドローンの開発が最終段階にあると明らかにした上で「年末までにウクライナ人も敵(ロシア)も驚かせる」と宣言していた。理論上はモスクワに優に届くことになるが、首都の防空網は厳重な可能性がある。 

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