「バカヤロー!」「火事場泥棒だ」怒号飛び交う自民、1兆円超増税で紛糾 。閣僚経験者「岸田政権の終わりの始まり」/ネット「終わりの始まりではなく終わり」

「火事場泥棒だ」 自民、1兆円超増税で紛糾 防衛費増額

2022/12/9

自民党は9日の政調全体会議で、防衛力の抜本的な強化に向けた防衛費増額の財源について議論した。岸田文雄首相は令和9年度以降は1兆円強を増税で賄い、与党税制調査会で税目や施行時期を検討する方針を示しているが、9日の会議は2時間以上に及び、発言者のうち7割超が増税を決めることに反対の意見を述べ、紛糾した。

党本部9階で開かれた会議では55人の議員が発言し、「バカヤロー!」という怒声が階下に聞こえるほど白熱した。松本洋平政調副会長によると、約40人が増税に異を唱え、十数人が増税を容認する意見を表明したという。

これに対し、9日の会議で柴山昌彦元文部科学相は「唐突に党で議論していない金額が降りてきて、増税1兆円が必要で、年末までに決めろという主張は疑問に思う」と述べた。ほかにも「経済回復の途上なので、増税で景気を冷え込ませるべきではない」「選挙で公約として信を問うていない」などと異論が相次いだ。閣僚経験者は政府の姿勢について周囲に「火事場泥棒だ」と酷評した。

佐藤正久元外務副大臣は記者団に「このままだと防衛が悪者になる。防衛力の抜本的強化の中身を国民に説明する前に増税というのは順番が逆だ」と語った。

死去した安倍晋三元首相が国債での対応を主張していたこともあり、国債を選択肢から外し増税を前提としている政府や公明党に対する批判があった。

青山繁晴参院議員は記者団に「防衛国債を発行することで日本の財政破綻が起きる状況ではない。財務省が増税のきっかけをつかもうとしているように見える。首相の発言に反対だ」と語った。一方、「広く薄く、国民が防衛を考える意味でも増税という選択肢は避けて通るべきではない」(稲田朋美元防衛相)と増税を容認する意見もあった。

結論の出ない会議は萩生田光一政調会長が「政府に意見を伝える」と引き取り、終了した。(産経新聞)

自民の閣僚経験者はつぶやいた。「岸田政権の終わりの始まりかもしれないね」

自民党会合で“怒号”飛び交う 岸田総理が表明「防衛費で増税」めぐり批判噴出

12/9(金) きょう、自民党で行われた会合では、怒号が飛び交う展開となりました。その理由は、きのう岸田総理が表明した、いわゆる「防衛増税」です。

自民党 西田昌司政調会長代理「財源的には国債でいいんです。全く問題ないわけ」

自民党 柴山昌彦衆院議員「増税ありきで無理やり決めていこうというふうにしか思えない」

自民党 牧原秀樹衆院議員「きょう、わずか数ページの資料と言えないような資料が出てきて、それを増税でやるんだみたいな議論をするのは拙速であると」(TBSテレビ)

ネットの声

佐藤さんの言うとおり、岸田は全くセンスがない。ゼロ!

経済学の理論よりも省益が優先するんでしょう。

国債発行へのアレルギーが凄すぎ。

この政権は末期だね。自民党議員の7割が反対している法案を公明と握って通そうとするなどありえんね。

罪務省の言いなり岸田。もう終わりだな。

これで統一地方選挙敗北で岸田政権終わりだな。

岸田はわざわざ防衛を国民の敵にするつもりか?金がないのはお前が使ったコロナ費用だろう。防衛費ではない!

増税のために国防を利用するとは、やり方が汚すぎる!

自民党の人の言うことすら聞けなくなったのね岸田政権