超大型シールドマシン用の直径8メートルのメインベアリング(2022年12月15日提供)。(c)CGTN Japanese
【12月18日 CGTN Japanese】中国科学院の研究チームの主導によるシールドマシン用の超大径メインベアリングの開発がこのほど成功しました。
このベアリングは直径が8メートル、重さが41トンに達し、中国が製造した初の直径・重さが共に最大のシールドマシン用メインベアリングです。16メートル級のシールドマシンに据え付けられ、トンネル掘削工事に用いられます。
直径8メートルのシールドマシン用メインベアリングが運転中に耐えられる最大軸方向力は105キロニュートン(1キロニュートンは約0.1トンの物体の重力に相当。成年のアジアゾウ1頭の体重を4トンとすると、2500頭のアジアゾウの重力が軸方向に作用することになる)、半径方向力は104キロニュートン、ピッチングモーメントは105キロニュートンメートルに達するということです。
研究チームはこれまでに直径3メートル級から8メートル級のシールドマシン用メインベアリング計10セットを開発しており、直径3メートルのメインベアリングは瀋陽地下鉄建設プロジェクトでの応用に成功しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
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