ロシアとワグナーがバフムートに執着する理由、岩塩と石膏を手に入れるため?

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ロシアとワグナーがバフムートに執着するのは「同地で産出される岩塩と石膏の支配に関心があるためだ」と報じられており、ワグナーは中央アフリカ、マリ、スーダンなどで搾取した天然資源を戦争資金に活用しているらしい。

仮にホワイトハウス当局の見立てが正しいなら「バフムートの制圧」ではなく「ドネツク州の制圧」に執着していると表現した方が正しい

ドネツク州のクラマトルスクからバフムートに掛けた一帯には大規模な岩塩鉱床が存在し、10以上の採掘坑に眠る岩塩の総量量は50億トン以上と見積もられ、食用や工業用の塩化ナトリウムを年間150万トン以上生産、さらに同地には石膏の採掘坑も存在するため「ロシアとワグナーがバフムートに執着するのは同地で産出される岩塩と石膏の支配に関心があるためだ」とホワイトハウス当局は見ているらしい。

ロシアとワグナーがバフムートに執着する理由、岩塩と石膏を手に入れるため?

出典:GoogleMap バフムート方面の戦況予想/管理人加工(クリックで拡大可能)

米国は過去、中央アフリカ、マリ、スーダンなどでもワグナーが天然資源を搾取して「ウクライナとの戦争資金源にしている」と指摘したことがあり、ロシアとワグナーの創設者であるエフゲニー・プリゴジンが「ロシアの信用を貶めるフェイクだ」と反発したことがある。

ただ最も多くの塩を産出する採掘坑を手に入れるにはスラビャンスクを制圧する必要があり、岩塩鉱床を完全に手に支配するためにはドネツク州全体を支配する必要があるため、仮にホワイトハウス当局の見立てが正しいなら「バフムート」ではなく「ドネツク州」に執着していると表現した方が正しいだろう。

ロシアとワグナーがバフムートに執着する理由、岩塩と石膏を手に入れるため?

出典:РИА Новости

因みにワグナーはウクライナ軍との戦いで契約を満了(6ヶ月間の勤務)した犯罪者を約束通り「犯罪記録を抹消」した上で解放、自由を獲得した犯罪者と握手を交すプリゴジン氏は「もう酒を飲みすぎるな、二度と麻薬に手を出すな、街に戻っても女性をレイプするな、セックスは愛か金を払うかのどちらかにしておけ。君たちが学んだ敵を殺す方法を(殺人が)禁じられた土地で披露するのは止めてほしい。もし敵を再び殺したくなったら戻ってこい」と語りかけ、警察は彼らに「敬意を持って接するべきだ」と付け加えている。

あと捕虜交換で帰国したロシア軍兵士が再びウクライナで捕虜になったという報告もある。

ウクライナ侵攻314日目の戦況、ロシア軍がバフムート攻勢に全力を傾ける

 

※アイキャッチ画像の出典:Сергей Среда

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