新たなUFO目撃報告、350件超える 米政府が入手
米国政府は2021年3月以降、新たに350件以上のUFO報告を受け、そのおよそ半分が今のところ説明されていないことが、新たに発表された報告書で明らかになった。
ワシントン(CNN) 米政府は2021年3月以降、未確認航空現象(UAP)と呼ばれる事象に関する新たな報告を350件以上受け取った。一般には未確認飛行物体(UFO)として知られるこれらの現象のうち、半数超は現時点で解明できていないという。国家情報長官室(ODNI)が12日に公表した報告書で明らかにした。
「これらの特徴づけられていないUAPは、通常にない飛行性質や能力、性能を示したように思われる。一段の分析が必要だ」と、報告書は述べた。
新たな報告の大半は、海軍と空軍のパイロット、オペレーターから寄せられたもの。彼らは作戦上の任務を遂行中にUAPを目撃し、事象に関する報告を行ったという。
米政府 UFOの目撃情報360件余を報告 さらなる詳しい分析へ
未確認飛行物体、いわゆるUFOについてアメリカ政府はアメリカ軍のパイロットなどから新たな目撃情報が360件余り報告されたと明らかにし、詳しい分析を進めるとしています。
未確認飛行物体、UFOをめぐってはアメリカ国防総省が特別チームを設けて調査を行うなどしていて、アメリカの情報機関を統括する国家情報長官室が12日、分析結果をまとめた年次報告書を公表しました。
それによりますとおととし3月以降、アメリカ空軍や海軍のパイロットなどから報告された新たな目撃情報は366件に上るとしています。