3月22日の米国株式市場はFOMC後の議長発言に左右される形となった。ダウ平均株価は前日比-1.63%の530.49ドル安となり32,030.11ドルで引けた。
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S&P 500は前日比-1.63%で66.05ドル安の3,936.82ドル、ナスダック総合は-1.60%で190.15ドル安の11,669.96ドル。
注目のFOMCでは予想通りの0.25ポイント引き上げが発表されたものの、その後のFRBパウエル議長の会見で「物価安定なき経済なし」「インフレ率は依然として高い。2%への道は長く険しい」「今年の利下げは見込んでいない」などとタカ派発言が相次いだことを嫌気し株は売られた。
特に利下げの時期が予測よりも後ろにずれ込んだことはマイナスだ。ここ最近の株式市場は今年後半の利下げを織り込んでいた。
銀行セクターでは再び投げ売りが始まった。ファーストリパブリック銀行は-15.47%の13.33ドル、ウエスタンアライアンス銀行は-4.97%安の31.91ドル。自動車のテスラも急落し-3.25%の191.15ドルで引けた。
ロイター:米国株式市場=大幅下落、FRB議長がインフレ抑制を再確約