訪米を控えた韓国の尹大統領、ウクライナに対する軍事支援の可能性を示唆

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韓国の尹大統領は「ウクライナに対する民間人への大規模な攻撃など容認できない事態があれば(人道的・経済的支援を超えて)支援を拡大させる可能性がある」と述べ、初めて交戦国のウクライナに対する軍事支援の可能性を示唆した。

ハン首相に続き尹大統領もウクライナに対する軍事支援の可能性を示唆

韓国は「交戦国に武器を提供しない」という立場を維持しているためウクライナへの支援を「人道的・経済的」に限定しているが、欧米諸国は西側陣営最大の砲兵戦力を保有している韓国軍の備蓄、重装備や弾薬を大量生産できる強固な生産基盤を維持している韓国防衛産業界の生産能力に期待しており、ウクライナのゼレンスキー大統領、NATOのストルテンベルグ事務総長、ポーランドのモラヴィエツキ首相などは直接「韓国が直接的なウクライナへの軍事支援に乗り出して欲しい」と言及してきた。

訪米を控えた韓国の尹大統領、ウクライナに対する軍事支援の可能性を示唆

出典:PRESIDENT OF UKRAINE 韓国と武器支援に関する交渉が進行中と明かすウクライナのポドリャク大統領府顧問

特にウクライナのポドリャク大統領府顧問は「韓国政府と武器支援に関する公式の交渉が進行中だ」と明かし、CNNは取材(3月上旬)に応じた韓国のハン首相も「ウクライナが期待している直接的な武器支援を検討しているのか」と質問に「まだ殺傷兵器を支援するかどうかは決めていない」と応え、韓国メディアは首相が「まだ」という語句を使用したため「今後の状況次第で政府の立場に変化が起きるかもしれない」と指摘していたが、訪米を控えた尹大統領も「交戦国に武器を提供しない」という立場の変更を示唆したため注目を集めている。

バイデン大統領との首脳会談を来週に控えた尹大統領はロイターの取材に応じ「ウクライナに対する民間人への大規模な攻撃や虐殺、深刻な戦時国際法の違反など国際社会が容認できない事態があれば、ウクライナへの人道的・経済的支援のみを主張するのは難しい。国際的にも国内的にも不法に侵略された国を守り、これを復興させるための支援範囲に制限はないと考えている」と述べ、初めて交戦国のウクライナに対する軍事支援の可能性を示唆。

訪米を控えた韓国の尹大統領、ウクライナに対する軍事支援の可能性を示唆

出典:Kancelaria Prezesa Rady Ministrów

さらに「バイデン大統領との会談で北朝鮮問題への具体的な対応策をを求める」とも言及、先週に米国を訪問したポーランドのモラヴィエツキ首相は「バイデン大統領の介入があれば韓国はウクライナへの武器・弾薬供給に応じるだろう」と述べた中で「米国が韓国に何らかの安全保障や見返りを与える必要がある」とも述べていたため、ここに来て関係者の発言が噛み合ってきたのが非常に興味深い。

因みに尹大統領は訪米中に「米国に対する155mm砲弾の50万発輸出」を正式に発表する可能性が噂されている。

ポーランド首相、米国の介入があれば韓国はウクライナへの武器供給に応じる
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韓国、ウクライナ支援として155mm砲弾33万発をポーランドに輸出か
ポーランド首相、欧州は不足する155mm砲弾を韓国から購入すべきだ

 

※アイキャッチ画像の出典:대한민국 대통령실

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