韓国が米国要請の砲弾購入に応じる方針、ゼレンスキー大統領も韓国の軍事支援に期待感

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韓国政府の高官は「米国が要請に155mm砲弾の追加輸出に応じる方針を固めた」と明かしており、ウクライナメディアも「ゼレンスキー大統領が24日の記者会見で韓国からの軍事支援に期待感を示した」と報じている。

もう欧米企業の増産が軌道に乗るまでウクライナ軍の155mm砲弾需要を支えるには韓国の協力が必要不可欠になっているのだろう

ウクライナ支援で155mm砲弾が不足する米国は再び「155mm砲弾を購入したい」と韓国に打診、韓国メディアは「数万発の砲弾輸出に応じる方針を政府は固めた」と報じており、ウクライナのゼレンスキー大統領も24日の記者会見で「(NATOのストルテンベルグ事務総長が韓国にウクライナへの軍事支援を要請したことについて)武器供給が実現するなら我々は前向きに検討する」と述べ、現地メディアは韓国からの軍事支援に期待感を示したと報じている。

韓国が米国要請の砲弾購入に応じる方針、ゼレンスキー大統領も韓国の軍事支援に期待感

出典:Сухопутні війська ЗС України

ロシア軍と戦うウクライナ軍は信じられないスピードで155mm砲弾を消費(1日3,000発~5,000発)しており、これを支えるため100万発以上の砲弾を提供した米国は生産(毎月4万発)が需要(毎月9万発以上をウクライナ軍が消費)に追いついていないため155mm砲弾の備蓄量は減る一方だ。

そのため米国は「購入した155mm砲弾を直接ウクライナに提供しない=最終使用者が米国という意味」という形で10万発の砲弾を韓国から購入したが、今年に入って「同じ方式で155mm砲弾を再び購入したい」と韓国に打診、尹政権の関係者は「ウクライナに直接供給を要請されている訳ではないので断るのが難しく、2023年は韓米同盟にとって節目(70周年)なので同盟強化の次元でも要請を振り切ることは困難だ。事実上政府は米国の要請に応じる方針を固めた」と明かした。

韓国が米国要請の砲弾購入に応じる方針、ゼレンスキー大統領も韓国の軍事支援に期待感

出典:PRESIDENT OF UKRAINE

さらにウクライナのゼレンスキー大統領も24日の記者会見で「(NATOのストルテンベルグ事務総長が韓国にウクライナへの軍事支援を要請したことについて)武器供給が実現するなら前向きに検討する。我々は韓国との二ヶ国間関係に関心があり、これを発展させることが出来ると考えている。この素晴らしい国について第三国と協議している詳細事項あり、我々は韓国の指導者や政府関係者のウクライナ訪問も計画している」と述べているのが興味深い。

第三国と協議している詳細事項が何なのか気になるところだが、韓国のイ・ジョンソプ国防部長官は23日にポーランドを訪問してブラスザック国防相と会談し「両国はウクライナ支援で共感を形成した」と発表してるため、第三国と協議している詳細事項とは「ポーランドを経由したウクライナへの軍事支援」のことかもしれない。

勿論、米国を経由したウクライナへの軍事支援の可能性もあるが、もう欧米企業の増産が軌道に乗るまでウクライナ軍の155mm砲弾需要を支えるには韓国の協力が必要不可欠になっているのだろう。

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