戴冠式に向かうヘンリー王子（ロイター）
チャールズ英国王の戴冠式に出席したヘンリー王子（38）は、事前報道で予想されていた通り、バッキンガム宮殿のバルコニーに国王や兄ウィリアム皇太子ら家族と共に姿を見せることなく、ウェストミンスター寺院から一人ひっそりと空港に直行したと英サン紙が報じた。
【写真】ヘンリー王子とメーガン妃と長男アーチーくん
王子は戴冠式終了後の午後1時15分に国王や他の王室メンバーを残して会場を後にし、車内の様子が見えない電気自動車に乗り込み、警察車両に先導されて午後2時過ぎにはロンドンのヒースロー空港に到着したという。バルコニーで国王や王室メンバーが観客から歓声の祝福を受けている最中、王子はVIPスイートで帰国便への搭乗を待っており、滞在時間24時間強の弾丸渡英となった。
6日は長男アーチー君の4歳の誕生日であるため、妻メーガン妃と子どもたちが待つ米カリフォルニア州の自宅に当日中に帰宅する必要があると伝えられていた。同紙によると、同日夜には米国に到着できる予定で、ギリギリ誕生日のお祝いに間に合うことになりそうだ。（ロサンゼルス=千歳香奈子通信員）
