英国チャールズ３世の戴冠式の途中に周りをうろついていた未知の人物…「黒いマント」の正体

チャールズ３世

６日（現地時間）に行われた英国国王チャールズ３世の戴冠式で正体不明の人物が捉えられ、中継放送を見守っていた視聴者を驚かせた。　

【映像】チャールズ３世の戴冠式中に登場した黒いマント

９日（現地時間）、米ニューヨークポストは「鋭い目をした一部の視聴者は戴冠式が行われる間、周辺をうろついていた未知の人物を発見した」と報じた。

当時の中継映像を見ると、戴冠式が進められているウェスタミンスター寺院の外を誰かが通る。この人物は帽子付きの黒い礼服を着用し、手には長い棒を持っている。該当場面が映った映像はツイッターで３９３万回、ティックトックで２１００万回以上再生され、大きな話題となった。

この人物の正体は寺院管理人であることが明らかになった。メディアは「寺院管理人は聖職者ではないが、教会の礼拝を助け、時には司教や司祭の前で杖を持ち歩いたりもする」と説明した。

一方、英国内で戴冠式の中継放送を見た視聴者数は平均１８００万人だった。７日、英国ＢＢＣは「ＢＢＣＯｎｅ・Ｔｗｏ、ＩＴＶ、スカイニュースなど１１チャンネルの平均視聴者数は１８８０万人だった」とし「正午直後に王が即位した時には２０４０万人が視聴したことが分かった」と伝えた。