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元埼玉県警・佐々木成三氏
「ロレックス」を専門に扱う東京・銀座の高級腕時計店に8日夕方、覆面姿の複数の男らが押し入り、店員を刃物で脅した上で工具でショーケースをたたき割り、100本以上の腕時計を奪ってワンボックスカーで逃走したとされる事件。
その後、現場から3キロほど離れた地点で車が見つかり、付近のマンションに無断で侵入したとして高校生を含む16歳~19歳の4人が逮捕されました。車はレンタカーで、ナンバープレートは付け替えられていた可能性があります。また車のそばからは、強盗事件で使われた物と似た覆面が複数、押収されました。
警視庁は、4人と強盗事件との関連を調べています。
「撮影かな、というくらい落ち着いていた。ショーケースを割るなんて、アクションでしか見たことがない」(目撃者)との声も上がるように、高級ブランド店などが立ち並ぶ銀座の大通り沿いで、多くの人が行き交う時間帯に起きた「大胆な犯行」でした。
容疑者4人の関係性は。そして背後に、別の指示役がいた可能性はあるのか。埼玉県警捜査1課の元刑事・佐々木成三さんが事件を読み解きます。
犯行グループは「捕まるリスクを考えてない」
多くの人が行き交う時間帯に起きた「大胆な犯行」
―――Q.事件現場は、銀座三越や和光がある4丁目の交差点からそう離れていない場所。普通は暗くて人がいない場所で犯行に及ぶイメージだが?
A.多くの人の目がある中で、腕時計だけを盗る。大胆かつ稚拙な犯行と言えます。
―――Q.通行人の中には店のドアを閉める人もいたが?
A.犯行グループから攻撃される可能性のある、かなり危険な行為ですが、正義感をもって行動してくれた方々は非難されるべきではありません。
―――Q.このような犯行の映像が残っていることは珍しいのでは?
A.捕まるリスクを全く想像できていないなと。カメラで撮られている10分間も犯行を続けるのはちょっと理解しがたい…となると、犯行実体は4人ではなく別の所。指示役がいるのではないかと思いますね。
彼らは多くの腕時計を奪うことだけを意識しているような。
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