立民代表の進退発言波紋 「衆院選150未満で辞任」

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立民代表の進退発言波紋 「衆院選150未満で辞任」

立憲民主党の両院議員懇談会で発言する泉健太代表(左)=10日、東京・永田町の同党本部

【図解】政党支持率の推移

 退路を断つ姿勢を示す狙いとみられるが、党勢の低迷にあえぐ立民にはハードルが高く、軌道修正を促す声も上がった。

 泉氏の発言が飛び出したのは、公認候補が全敗した衆参補欠選挙などの総括のため開いた10日の両院議員懇談会。「次の衆院選で150を下回るようなことがあれば、私はこの立場ではない」と語った。出席者からは「政権交代できなかったら辞めるくらいの覚悟を見せてほしい」といった意見が出ていた。

 衆院選を巡り泉氏が自らの進退に言及したのは初めて。党内では、衆院解散・総選挙のタイミングがはっきりしない現時点で責任ラインを明確にしたことに、そもそも驚きや困惑がある。ベテラン議員は「今言うことではない」と首をひねった。

 しかも、立民の衆院の現有議席は97で、150はその1.5倍を超える数字だ。日本維新の会が勢いを増している現状を踏まえれば、「非現実的な目標」(立民関係者)との見方もある。国民民主党幹部は「衆院選で辞めると言ったに等しい」と漏らした。

 立民執行部は従来、全国に289ある小選挙区のうち150選挙区で与党と「互角」に戦うことを目指すとしてきた。泉氏は最近、200以上の選挙区への候補擁立を目標として口にした。10日の進退発言を含め、唐突感は否めない。幹部の一人は11日、「両院懇で売り言葉に買い言葉でとっさに言ったのかもしれない。軌道修正した方がいい」と指摘。別の幹部も「取り下げるべきだ」と強調した。 

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