ビッグモーター不正請求問題 「板金塗装部門単独。経営層の関与全くない」「こんなことまでやるんかと、愕然とした」 兼重宏行社長

[ad_1]

兼重宏行社長

【映像】ビッグモーター会見 兼重社長の冒頭発言<ノーカット>

 不正を把握・認識していたかを問われた兼重社長は「不正請求問題は板金塗装部門単独で、他の経営陣は知らなかった。これは事実だと思う」とコメント。続けて、「6月26日に特別調査委員会の報告書を受けて、本当に耳を疑った。こんなことまでやるんかと、愕然とした。その時に初めて(認識した)。現場に入ってよく見ておけばよかった。そのまた内容が……大切なお客さまの車をお預かりして、これから修理する人間が傷をつけて、水増し請求する。ありえない。許しがたい」と語気を強めた。

 また、悪質だとされる案件の中で一線を越えているものとして、「ゴルフボールを靴下に入れて、振り回して、ひょう害車の損傷範囲を広げて水増し請求する。本当に許せない」とあげ、「ゴルフを愛する人に対する冒涜だ。これは事実関係を確認中だが、わかり次第、刑事告訴を含む厳選な対処をしたいと考えている」と述べた。

 不正は組織的に行われたものなのか。「組織的ということはないと思う。個々の工場長が指示してやったのではないか。まだ事実確認は取れていないが、そうでないとこういうことは起きない。調査報告書にも不正の原因として書かれていたが、不合理な目標設定、それが目標ではなくノルマになって、元本部長が『ノルマを達成させるために強くプレッシャーをかけていた』と。それが原因で今回の不正が起きたと考えられる。手を染めたのが104人いたということで、組織的と思われても致し方ないが、決してそんなことはない」との見解。その上で、経営層の関与は「全くない」と否定した。

 なお、企業風土を一新するため、26日付で兼重宏行社長と兼重宏一副社長が辞任し、営業部門担当の和泉伸二専務取締役が社長に、調査委員会の担当をしていた石橋光国氏が副社長に就任することが発表された。(ABEMA NEWS)

[ad_2]

Source link