タイムカードでアリバイ作りか 殺人容疑で逮捕の中学教諭

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タイムカードでアリバイ作りか 殺人容疑で逮捕の中学教諭

送検のため警視庁小松川署を出る尾本幸祐容疑者=東京都江戸川区で2023年5月11日午後0時1分、手塚耕一郎撮影

 捜査関係者によると、事件のあった2月24日の尾本容疑者のタイムカードには、出勤時間は「午前7時24分」、退勤時間は「午後7時15分」と打刻されていた。一方で事件があったのは午後6時半ごろで、尾本容疑者は逮捕前の任意の事情聴取にも「通常通りに勤務していた。授業があったので学校の外には出ていない」という趣旨の説明をしていたという。

 しかし10日の学校側の説明では、尾本容疑者は事件当日、午前中は通常通り出勤していたものの、午後から半日休暇を取得していた。この日は定期テストで、生徒は午前中で下校したという。半日休暇の取得申請は、尾本容疑者から事前に出されていたという。

 捜査関係者によると、タイムカードは機械に差し込むとその時の時刻が記録される仕組みだった。捜査1課は、尾本容疑者は事件発生当時に学校にいたように装うためにタイムカードを悪用した疑いがあるとみて調べている。

 尾本容疑者の逮捕について報道機関への対応をしている区教委は11日時点の毎日新聞の取材に「(タイムカードの打刻時間については)現時点で把握できていない」としている。

 一方、尾本容疑者が事件前にも山岸さん宅を訪れていたとみられることも、捜査関係者への取材で新たに判明した。尾本容疑者は任意の事情聴取に「1月下旬に(山岸さんの)家の近くを通りかかった際、男性に『荷物を運ぶのを手伝ってほしい』と頼まれた。『土足でいい』と言われ、土足のまま1階から3階まで段ボール箱を運んだ」などという趣旨の説明をしていたという。

 尾本容疑者は投資やギャンブルなどで500万円前後の借金を抱えていたとみられ、捜査1課は尾本容疑者が事件当日、金品を盗む目的でこの住宅に侵入し、仕事から帰宅した山岸さんと鉢合わせになって殺害した可能性があるとみて捜査している。【木原真希、岩崎歩、菅健吾】

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